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剣道 級審査・段審査

剣道 級審査・段審査 受け方 はやわかり!

「剣道」級審査・段審査 実施組織の説明

(1) 最高機関
全日本剣道連盟
 範士、教士、錬士称号審査会及び、八段、七段、六段審査会
(2) 地方代表団体
各都道府県剣道連盟(47団体) 地方代表団体は「全日本剣道連盟」に所属している
 五段、四段審査会
(3) 地区連盟・支部(以下は東京都剣道連盟の例)
千代田区剣道連盟 中央区剣道連盟 台東区剣道連盟 文京区剣道連盟 墨田区剣道連盟 江東区剣道連盟 葛飾区剣道連盟 江戸川区剣道連盟 足立区剣道連盟 新宿区剣道連盟 中野区剣道連盟 杉並区剣道連盟 渋谷区剣道連盟 世田谷区剣道連盟 港区剣道連盟 品川区剣道連盟 目黒区剣道連盟 大田区剣道連盟 豊島区剣道連盟 北区剣道連盟 荒川区剣道連盟 板橋区剣道連盟 練馬区剣道連盟 西東京剣道連盟 警視庁剣道連盟 皇宮警察本部剣道部 法務剣友会 東京都自衛隊剣道連盟 東京消防庁剣道部会 東京都交通局剣道連盟 東京都高等学校体育連盟剣道部
地区連盟・支部などは「地方代表団体」に所属している。
 三段、二段、初段審査会及び、一級、二級、三級審査会
(4) 剣道団体、道場等
○○道場、○○剣友会、○○剣道クラブ、○○剣道教室、○○警察剣道会、ほか
剣道団体、道場などは「地区連盟・支部」に所属している。
 四級以下審査会
この表は基本的な組織の例です。例えば(2)地方代表団体である東京都剣道連盟の場合、(3)地区連盟・支部の西東京剣道連盟と(4)剣道団体、道場などの間に「各市町村剣道連盟」組織が存在します。(実際の受審時に確認が必要です)

 「剣道」初心者から四級までの道

「剣道」初心者から四級までの昇級審査例 ((4)剣道団体、道場などの審査会で受審)
剣道の級審査を受審するには(4)剣道団体、道場などに月謝、会費などを払い会員になる必要がある。(4)剣道団体、道場などに審査料を添えて書面で申し込む。審査内容・審査基準(合格基準)は全日本剣道連盟の「称号・段位審査規定」に則り、実技、剣道基本技稽古法である。各級の剣道基本技稽古法で行う基本1~基本nまでは、開催する(4)団体、道場で決める。自分が希望する級を受審し合否の判定をする場合と、審査員が何級であると判断する場合がある。合格した場合は、級の登録料を収める。(審査料に含まれる場合もある)(4)剣道団体、道場などで二級以下まで審査し、一級審査から(3)地区連盟・支部で行われる地区もあったり、(3)地区連盟・支部で全級の審査が行われる地区もある。

「剣道」三級から一級までの道

「剣道」三級から一級までの昇級審査例 ((3)地区連盟・支部の審査会で受審)
(3)地区連盟・支部で、三級から一級までの審査会が開催される。受審するには、(4)剣道団体、道場などに審査料を添えて書面で申し込む。前提として、受審時には(3)地区連盟・支部に登録料を収めていなければならない。審査内容・審査基準(合格基準)は全日本剣道連盟の「剣道級位審査規則」に則り、実技、剣道基本技稽古法である。開催団体によっては、これに学科(筆記試験)が加わる場合もある。
剣道基本技稽古法は、剣道級位審査規則では以下の様に定められている。
一級審査の者は木刀による剣道基本技稽古法「基本1から9まで」
二級審査の者は木刀による剣道基本技稽古法「基本1から6まで」
三級審査の者は木刀による剣道基本技稽古法「基本1から4まで」
自分が希望する級を受審し合否で判定される。合格した場合は、級の登録料を収める。(審査料に含まれる場合もある)

「剣道」初段から三段までの道

「剣道」初段から三段までの昇段審査例 ((3)地区連盟・支部の審査会で受審)
(3)地区連盟・支部で、初段から三段までの審査会が開催される。受審するには、所属する(4)剣道団体、道場などに審査料を添えて書面で申し込む。前提として、受審時には(3)地区連盟・支部に登録料を収めていなければならない。審査料は合格、不合格、欠席にかかわらず返却されない。審査内容・審査基準(合格基準)は全日本剣道連盟の「称号・段位審査規定」に則り、実技、日本剣道形、学科(筆記試験)である。
日本剣道形は、称号・段位審査規定では以下の様に定められている。
三段審査の者は日本剣道形「1本目から7本目まで」
二段審査の者は日本剣道形「1本目から5本目まで」
初段審査の者は日本剣道形「1本目から3本目まで」
自分が希望する段を受審し合否で判定される。受審資格は別途ある。合格した場合は、段の登録料を収める。

「剣道」四段から五段までの道

「剣道」四段から五段までの昇段審査例 ((2)地方代表団体の審査会で受審)
(2)地方代表団体で、四段、五段の審査会が開催される。受審するには、所属する(4)剣道団体、道場などに審査料を添えて書面で申し込む。前提として、(3)地区連盟・支部及び、(2)地方代表団体に登録料を収めていなければならない。審査料は合格、不合格、欠席にかかわらず返却されない。審査内容・審査基準(合格基準)は全日本剣道連盟の「称号・段位審査規定」に則り、実技、日本剣道形、学科(筆記試験)である。日本剣道形は、称号・段位審査規定で四段、五段とも太刀7本、小太刀3本と定められている。自分が希望する段を受審し合否で判定される。受審資格は別途ある。合格した場合は、段の登録料を収める。
【ご注意】六段以上の受審の説明は長くなるので省略します。全日本剣道連盟が主催します。級審査、段審査とも各開催団体で、時期、回数、受審料、登録料、審査内容等が異なりますので、受審者は早めに(4)剣道団体、道場などの関係者に確認する必要があります。
全日本剣道選手権大会

全日本剣道選手権大会 歴代優勝者